ガラスの水滴。とその作り方(旧ブログ記事)2010/6/26

なぜか「注ぐ器」が大好きである。訳もなく水を注いだり、戻したりするのが好きなのである。

吹きガラスの水滴

水滴の口を作るには、吹きガラスならではの、特殊なやり方がある。
口を付けたい部分に、熱いガラスのタネを巻き取ってペタリとくっつけ、吹き竿に強く息を吹き込む。すると熱いタネがくっついた部分も柔らかくなっているので、膨らんでくるのである。

それをタネをくっつけた竿で引っ張って、注ぎ口らしい形にしたら、タネ竿の切り離したい部分に水をチッと付けて、ヒビを入れてタネ竿を切り離す。

舩木先生のところにいたとき、先生に作り方を聞いたら、

「俺もうまく出来ないんだが・・・」

と言いつつ、一人で見事に二刀流で、チロリを作られた。

「薄く吹くから、さましには入れなくていいんだ。」

と、吹き竿から切り離し(半玉でくくってあるので、すぐ離れる)

ポン、と炉前のレンガに置かれたチロリの美しかったことを、今も思い出す。

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